Romeo First Aleへの想い。
名称: Golden Cheers
スタイル: British Golden Ale
説明文: Romeo Breweryの記念すべきFirst Batch。テーマは「夏の綺麗な夕暮れ時」。
これを飲みながら今日はどんな日だったかを楽しく語り合おう!そんな喜びを表現した明るい一杯!
コンセプト
Romeo BreweryのフラッグシップとなるEnglish Pale Ale。
見た目は黄金色でSRMは6前後。グラスに注いだときに透き通った金色。
泡立ちもしっかりしていて金色の上にはきめの細かい泡が並ぶ。
口に近づけた途端ホップのグラッシーな香りがほのかに香る。
「今日は仕事が早く終わったし一杯ご褒美に。」と頭に浮かぶ。それが夏の夕暮れ時なら最高だ。
ビールを口に入れると、麦の甘みを感じる。色は明るいのに味が濃い!その驚きがまず現れる。
麦の甘さは感じるが、甘ったるくならないようにシャープな苦味がキレとなる。
一杯だけにしようと思ったけど、もういっぱい飲みたくなる。
原料の構成
モルト
色は明るいが麦の甘みを堪能できる。香ばしさは複雑さ程度。
-> CaraPilsを多めに使い、甘みと泡立ちを実現
-> Crystal 20°と、CaraMunichをほんの少量使い味わいを深く。
ホップ
キレのある苦味と、グラッシー&フローラルなアロマホップ。
-> 苦味付要因でMagnumのみ使用。(Magnumは癖の少ないビタリングホップ)
-> East Kent Goldingsをメインにグラッシーを実現。複雑性のためにホップを細かく投入していく。
-> EKGと相性の良いStyrian Goldingsを投入しフローラルな香りを補完。
-> Pale Aleなのでドライホップを300g/250L(1.2g/L)行う。
イースト
使い慣れているWindsor使用。Londonでもいいかな?
-> Windsorだと比重が下がり切らないことも多いので、BRY-97も投入し比重を1.010まで持っていく。
-> 発酵温度は高めでBritish酵母の香りを出しつつよく切らす。(21°C設定で最高でも22°Cになるように。)
醸造作業の意識
マッシング
67°Cでバランスよく。
スパージング
糖化効率重視。
ボイリング
60分ボイリング。温度をしっかり上昇させ、クリアな麦汁を意識。
コールドブレークも意識。
水質調整
現状メモ:
・pH: 7.13
・EC: 214ms/cm
・TDS: 108ppm
・Salt: 109ppm
・Salt: 0.01%
・S.G.: 1.001
・ORP: 588mV
ビール醸造に特に問題はない。
より詳細な調整は今後行っていく。